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岩塩採掘坑見学へ。最初に採掘夫の衣装に着替えます。観光局長さんのご挨拶の後トロッコやすべり台で中を移動しながらトロッコの運転手さんから、説明を受けました。
内部はとても神秘的な空間です。一年中湿度と気温は一定に保たれています。鉄やマグネシウムなどのミネラルを含んださまざまな色の岩塩の壁を見上げると、まさに幻想の世界のようです。採掘抗を掘り進むためのドリルをはじめ様々な機械は近代的ですが、周囲はそのままの自然が残っています。私達はその恩恵を分け与えてもらっているような印象を受け、アルペンザルツは自然からの恵みそのものなのだと感じました。大昔、塩は「白い金」と呼ばれていたほどの貴重品だったそうです、また、皆様もご存知の通り私達の体に塩は欠かせない食品なのです。人々はその自然からの恵みを大切に守り、現在でも私達が美味しく、安心して食べることのできる岩塩の歴史を築いてきたのです。「我々が口にする商品になるまでの苦労を知ることができました」という感想も頂きました。
岩塩採掘抗の近くに新しく出来たスパ(Rupertus Therme)へ。
残念ながら内部の写真はありませんが、最近出来たばかりのとてもきれいなスパでした。バートライヒェンハルのバート(Bad)は温泉という意味で周囲の街も名前もBad〜という名のつく街が多くあります。
うすい塩水の温水やプールは数種類あり、体が浮く濃い濃度の塩水温泉や、雪の積もった野外に続く温水プールなど全てはバートライヒェンハルの自然を生かしたスパです。アレルギーなどの皮膚トラブルだけでなく様々な病気に効果があり、療養のために訪れる人も多いそうです。塩は食品としてだけではなく、様々な生活の場面で欠かせないものだと思いました。
皆様にはハーブオイルやアルペンザルツを使ったマッサージを体験して頂きました。生まれたままの姿でマッサージを受けられた方、あまりの気持ちよさに背中が終わり仰向けに姿勢を直したところ「フィニッシュ」と言われてがっかりした方、サウナへ行ったら男女裸でびっくりされた方、みなさん話題には尽きませんでした。
ホテルの近くにある地ビール屋さんで夕食。ここでも、魚、肉(牛・豚・鶏・猪・鹿など)たくさんのメニューがありました。それぞれ野菜やポテト、パン粉のお団子などが添えてあり、ご飯の代わりのような感じです。ここでも量はとても多く、わたしとシュミットの食べっぷりには皆様感心してらっしゃいましたね・・・。
メニューはドイツ語か英語のみ、料理の種類もたくさんあります。メニューを選ぶ時は希望の食材と料理法などをシュミットに伝え、だいたいそれに近いものをオーダーしてもらうというやり方でした。どんな形の料理が出てくるか、自分の想像通りの食事が食べられるのか?ちょっとドキドキしましたが、美味しく楽しい食事の時間でした。
ホテルへ戻るのとお菓子の家が飾られていました。これは全部本物のお菓子で出来ています。甘〜い香りがロビーに広がっていました。
宿泊したホテル(AxelmanSteigenbergerHotelBadReichenhall)へのリンクです。
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